エレベーターのメンテナンスをしよう~安全な環境でテキパキ作業~

作業員

マンションの現状

工事

2011年時点では築30年を超えたマンションの数は全国で106万戸にのぼり、これが2021年には235万戸と大幅に増えて行くものと見られています。太陽光線や雨風、潮風によっても劣化も進み、都会や地方の環境によってもその進行の度合いはそれぞれ違ってきます。1981年には耐震基準が改正されて、それ以前と以後に立てられたものでは強度も当然違っています。これらのことから耐用年数を約50年として大規模修繕で延命して行くか、それとも建て直すのが良いのかについては議論も分かれるところではありますが、この決定は管理組合に任されている現状です。しかし代が替わるかそうでないかについてでなく、確実に修繕の必要性があるのも確かです。

大規模修繕は建物を長期に渡って維持管理するための10年から30年ごとなど定期的に修繕を行うことを言います。その目的のために毎月修繕積立金の名目で積み立てられて行くものですが、当初設定した金額では不足の事態も招くことが多く、その場合には一時特別徴収などの形で集められることもあるとされています。これは分譲価格に割安感を持たせる意図でもって修繕積立金の額を低く設定することに由来するとされています。大規模修繕の工事が近づいてその不足の額に驚くものですがそうなると泥縄式に金融機関に借り入れを行って最終的にこの額の引き上げに踏み切らなければならないとされています。これらがどの時点でどれぐらい大規模修繕の費用が必要であるのかを詳細に計画を立てる必要があるにも係らずそのままになっているのは問題があります。